いつかきっとこういう日が来るのだと知っていた
微かな甘い記憶
弾けた欲望の塊はもう
どうすることも出来ないのだと
知っていたのに
忘れてしまった方が良かったのか
忘れない方が良かったのか
ふいに
思い出す
私の記憶
狂いの舞姫
胡蝶乱舞
「狂は良い名前ですよね」
囲炉裏を囲って二人は暖まっていた。
梅雨だから雨が降っている
少し肌寒い日々
−二人
村正と狂のことだ。
「私はとても気に入ってますよ、『狂う』という貴男の名前。」
狂おしいほど愛しい貴公を
「私は狂のことが好きですよ、とっても。」
村正は隣に座っている狂に挑戦的な視線を送った
「だから私を抱いてください」
この言葉に少し狂は驚いたようだったが
何も云わなかった
しかし、村正はサトリという特殊能力を持っている
他人の頭の中など直ぐに覗けるのだ
だけど
「私は貴男の口から返答を聞きたい」
村正が狂に寄りかかる
その時狂が村正を押し倒した
「ほら、やっぱり抱きたいのでしょう?」
被虐的に村正が微笑しながら問うた
「だったら抱いてくださいよ。私のために」
狂の指は村正の髪に触れた。
「そんなことしていてもつまらないじゃないですか。」
反対に村正が狂を押し倒し
村正が狂の唇を奪う
「反対になっても良いんですよ。」
そっと村正が狂の耳朶を噛んだ
「私が貴男を犯しても」
予め帯を緩くしていた所為で村正の着物ははだけ
白い肌が露わになっていた
妙に肩だけが出ていて色っぽい
一方的に気持ちは相手を攻めて
そんなことをしても自分のモノに
ならないと知っていたのに
どうしても辛くなって
遂に欲望の塊の匣は紐解かれた
狂の唇をなぞったその指は
首筋を少し撫で
鎖骨の窪みで遊んだ後
薄桃の突起に辿り着いた
「コレが私がやりたかったこと」
村正の白い指が薄桃を触った
ビクリ、と狂の身体が反応する
その白い指は更にそこを弄くり回した
「ん・・・・・・あっ・・・」
クスリ、と村正が加虐的に笑う。
「……ぅ…っ……んんっっ!」
いつの間にか両方の手で攻められていた
少しずつずらされる指の感触に甘い吐息をもらす
狂の表情が屈辱的そうに変化する
「案外そう云う恥ずかしそうな顔も素敵ですよ」
狂が必死に声を漏らすまいと唇をかみしめて
村正の細く白い腕を掴んだ
「は…ぁっ…んぅ…ぁぁ…ゃ…めっ…」
その声が漏れると同時に
村正は狂の唇に自分の唇を重ねた
「やめっ、・・・やぁ・・・やめっ」
「本当にやめてほしいんですか?」
狂の耳元で村正が甘く囁く
「違うでしょう?もっとして欲しいのでしょう?」
片方の指を離す
指は濡れている
「……あぁ…はっ…」
村正は狂を見下しながら濡れた指を舐めた
「もっとして欲しいのでしょう?」
「じゃあこう云って下さい−『もっと、虐めて下さい』と。
私にお願いしてください」
妖しく村正は云いながら狂の中に一本
指を入れていく
「ほら?云わないと−」
中に入れながら村正は指を少しずつ動かす
「………っっっ!」
「早く云わないと苦しくなるのは貴男です。」
そう云って村正は指を最奥まで突いた
「や…めろ…っ!」
狂が起きあがろうとする
村正が指を抜いた
「まだそんなコト云えるのですか?」
すると狂が粋なり村正の着物に手をかけて
一気に脱がした
男とは思えない程白い肌が
妖しく見える
美しい金色の髪は少しウェーブが掛かっていて
そう、まるで女神のようだった
「やっとその気になってくれたのですか?」
狂は村正を押し倒し唇を重ねた
そのまま手だけは奥深く忍び込んでいって
村正の薄桃にふれた
そのまま乱暴に狂が指を動かす
「あん・・・・・」
村正が狂の唇から
自分の唇を離して
甘い吐息をもらす
どんどん狂は指を増やしていき
確実に中へと進入していった
「あ……あん…う・・・ん・・・はぁ・・ん・・
」
少しずつ村正が股を広げていく
「は……早すぎますよ……あ…はぁ……き、狂」
村正は愛弟子に犯されながら
天井を見つめた
紫色の美しい蝶がひらひらと
ひらひらと舞っているのが見えた
外は雨が降っているから
雨宿りにでも来たのだろう
「……ぁ…。も…っと…して……下さいっ」
もう村正は自分が何を云っているかさえ解らなくなった
「あ……貴男の……ソレで……わ、私を突いて……」
自分がどんなことを云っているのか
自分が何を望んだのか
もうそんなことはどうでも良い
暗く自分の喘ぎ声が響く天井に
美しく妖しげな蝶は舞って
舞って
その蝶の儚げな所は自分に似て
その蝶の妖しげな所も自分に似て
胡蝶は美しく乱舞するように−
「ぁぁっっ…ん…!ア…っ…!」
狂が自分のソレで村正の薄桃を突いた
「あぁぁぁっっっっ!」
愛弟子を犯そうとし
愛弟子に犯された
コレは私の罪なのですか?
何時かは自分の元から
離れて行ってしまうのが
とても怖くて
その前に自分のものにしたかった
胡蝶は美しく乱舞するように−
舞って
狂いの舞姫は
舞って
その後、狂はこの家を出ていった
それはきっと私の所為なのであろう
言い訳。
言い訳なんて有りません。
もう、初裏小説だったもので
読み返すと
恥ずかしくて恥ずかしくて・・・;;
初めてだから
変なところがあっても
気にしないで見逃してください。
ねぇ、お願い。
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